実家でのリノベ作業中に母からやたらと言われたことが「そろそろ水を飲んだら」という一言。
父が入院をした瞬間から、この「そろそろ水飲んだら」をやたらとお互いに言い合うという現象が起きた。
40代の私も60代の母も、「喉が渇く前に水を飲んだほうがいい」ということはわかっている。
けれど親子そろって
「味がない水がそれほど好きではない」
「そんなに量を飲めない」
という性格だった。
なので何か忙しくしていると、水分摂取を忘れて干からびてしまうことも多々あった。
水分が足りないと血液がドロドロ。だけど心臓は血を全身に届ける使命があって、隅々まで循環させてあげないといけないから過労でバクバクしてしまう。
不妊治療の病院に何年も通っていた時は、わりとしょっちゅう血液検査もされたけど、水を飲まないで検査に挑んでしまうと、私のスーパー細い血管がさらに見えなくなるらしく、採血のときに看護師さんが3人も交代したことがあった(2人交代はよくある)。水をたっぷり飲んでからだと、わりとスムーズに採血ができるということを学んでからは、「やっぱり水は飲もう、持ち歩こう」となった。
ただ、やっぱり水の味が苦手で、硬水は無理。
理想はおしゃれなボトルの硬水がカバンに入ってたりすると気分が上がるのだけど、ミネラルが豊富な硬水はどうしても飲みきれない。飲みたいという気持ちはあっても、嫌いなんだからどうしようもない。
そこで、何年も日本のミネラルウォーター(軟水)を飲んでいた。
軟水ならまだ飲みやすいから、毎回箱買いをして飲料水や料理用に使っていた。今でも非常用の水は、何箱か軟水を用意してある。
けれど、それでもまだ「おいしいから飲む!」のレベルに達していなかった。
自分はモデルさんでも女優さんでも、その他メディアに出るような人間ではなくて、田舎暮らしの一般人。
転勤族だから昔からの友だちは近所に一人もいない。
友だちとのお茶会は主にオンラインだからリングライトで美肌になれるし、小じわは飛ぶ。美意識が欠如しつつある40代のオバサン。美容のためという理由でも、そんなに頑張って飲めない。
どこでも売っているような普通のミネラルウォーター(軟水)を血流のために一応飲むけど、水がそんなに好きではないから1日2リットルだなんて無理。
そう思っていたときに視界に入ってきた鹿児島垂水の温泉水が気になって飲んでみたら、あらびっくり。
感覚としては「雑味がゼロ」のお水で、舌の上で何も引っかからないまろやかなお水。
喉もすぅっと通り抜けてごくごく飲めた。
硬水は「無理」で、普通の軟水でも「仕方なく」だった 【水を飲む】という生きる上で大事な行動も、この温泉水のおかげでようやく「好き」になれた。
毎日飲んでいる珈琲ものすごくまろやかになった。
雑味が少なくなって喉をすぅっと通る感じ。
やっと!お水が美味しい、、そう思えるようになった。
ようやく水を克服した私は、このボトルに入れて持ち歩いている。
出かけるときに1リットルも持ち歩くの重いやん、と思われそうだけどなんてことない。
飲めば軽くなるから問題ない。
コンビニや自販機で、好きではない水を飲まなければならない方が私にとっては苦痛(どれだけ水が嫌いなんだ)。
出かけない日でもこれに温泉水を入れて、家での2リットルノルマがわかりやすいようにしている。
ナルゲンのボトルは本当に使いやすい。
これに入れ替えておくと、毎回コップにそそがなくてもいいから気軽に飲みやすい。
そして口が広めでパッキンがなくても漏れないつくりだから洗いやすくてお気に入り。もう5年は使ってる愛用品。
この温泉水、1本300円〜ほどのお値段だから正直お安くはないのだけど、おやつ代と思えばなんてことない。
お菓子やケーキ、スタバで甘い飲み物を買いそうになったときは、これを買ってさっさと家に帰れば一石二鳥。
体は潤うし、糖質での肌荒れやむくみがなくなる。
この温泉水でお茶を淹れたら、その辺の適当なお店よりもおいしくなるからおうち時間の満足度が格段に上がった。
たまに普通のミネラルウォーターや浄水器経由の水を飲むけど、「ん〜舌に何か残る。。」となって挫折し、結局温泉水でないと1日2リットルノルマは無理だと悟る。
水が嫌いであまり飲めない人、それでも水は飲んだ方がいいからお試しあれ。
本日紹介した我が家の愛用品はこちら
それではまた